腓骨神経麻痺 

神経麻痺は神経の圧迫、断裂によりおこります。

病院に行っても経過観察が多いので、日常生活が不便だからと来院する方が多いです。

今回は足の腓骨神経麻痺の症例報告です。

 

20代、女性、正座をしていたら足の指が上がらずに動かなくなった。

病院で検査後、腓骨神経麻痺と診断されるが経過観察と言われる。

足が動かないことに不安を覚え当院に連絡、麻痺後直ぐに治療開始とする。

 

患者様は左足の指が上がらなくなり、指先が地面にひっかかり通常歩行が困難な状態でした。

麻痺後直ぐに来院されて頂いたので、結果だけを言えば2ヶ月と少しで完全治癒となりました。

治療中も徐々に良くなっていき、鍼治療の効果が主観的にも客観的にも実感できました。

治療内容と致しまして、股関節前、横、後のマッサージ。股関節前、横の鍼電気治療を行いました。

徐々に良くなるにつれテーピングの固定などで日常生活の補助も行ないました。

脱力した筋肉に鍼を打つ他、つぼの場所として足三里に打ちました。

(神経支配として筋枝、深腓骨神経。皮枝、外側腓腹皮神経となります。()内の文言は専門用語

となるので飛ばして頂いて構いません。)

1ヶ月して状態が7割回復した状態で今度は整体を施しました。1ヶ月不自然な状態で

日常生活をしている歪みの改善を行なう為の治療です。

最終段階として、麻痺が9割回復した状態でハイパーメドマー(むくみを取る機械です)に入りました。

2ヶ月と少しで完全に良くなりました。最初は1週間おきに通われておりましたが、お住まいが遠い方だったので

直ぐに2週間に1回となりました。この患者様の治療回数は6回でした。

麻痺治療は麻痺発症後早いほうが良いです。

次回の麻痺治療は手の尺側神経麻痺、橈骨神経麻痺の症例報告をしたいと思います。

 

 

 

 


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