高脂血症

空腹時の血清中総コレステロール値が240mg/dl、トリグリセリド値が150mg/dlのいずれか、
または双方をこえる場合を高脂血症という。増えているリポたんぱく分画に基づいて分類される。
高コレステロール血症は男性では20.6%、女性では24.6%で、女性の閉経後は男女差が
なくなる。高トリグリセリド血症は男性では16.9%、女性では8.8%である。
遺伝的素因により家族性に高脂血症が認められる原発性高脂血症と、数々の疾患や病態に続発する続発性高脂血症がある。続発性高脂血症は、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下症、糖尿病、過食、肥満、長期の飲酒、運動不足などが原因となる。
高脂血症だけでは自覚症状は乏しいが、高度の高脂血症、もしくは長期間続くことにより、
合併症を引き起こす。ジュクジョウ動脈硬化症、急性膵炎、黄色腫。

SAKIUTAの対応として、代謝、循環の改善をはかり、その後知識をもった者による食事療法、
運動療法の指示を行う。