寝違え

朝起きたら、首が痛くて動かない。
皆さん、そんな経験はおありでしょうか?
おそらく、大半の方は人生で1度は経験しているかと思います。

その症状は一般的に「寝違え」と呼ばれております。
そんな「寝違え」の症例報告をさせて頂きます。

まずは首の可動域(前屈、後屈、側屈、回旋)と肩甲骨の可動域を確認し、どの動作が最も痛みが出るかを確認し、原因を探ります。
「むち打ち」のアプローチと同様、初期段階で首に対してアプローチすることはなく、肩甲骨周辺(特に肩甲骨の内側)と肩上部、腕を中心にマッサージや指圧を施し、首に対して間接的にアプローチします。
そのようにすることで、首の筋肉の緊張が和らぎ、痛みも徐々に取れていきます。

なぜなら、寝違えは肩甲骨の可動域が悪くなって、起きる事が多く、肩甲骨周辺や肩上部には僧帽筋や肩甲挙筋といった頚椎に付着している筋肉が存在するからです。(画像参照)

肩周辺筋肉

そして、最後に肩上部に圧をかけながら、首の側屈、回旋をしてもらい、可動域を広げていきます。

以上が、「寝違え」の症例報告ですが、治療の効果は、症状の重さなどによって個人差がありますので、痛みが残る場合は、続けて来院して頂いてます。


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